こんにちは!
映画館がちょっと苦手な大金運輸広報部ももむらです!
暗くて眠くなるし、微妙な角度のイスにじっと座り続けていなければならないことがとても苦痛なのです・・・。
なので、今回映画館で映画を観ることはなんと3年ぶりでした。。。(^_^;)。
「おととい 香取慎吾の映画 公開したんだけど。俺も出てるから 今度見に行ってくれ。」
と聞かされたのは、6月30日のことでした。。。
えーーーーー!!!!!!!俺も出てる?
Σ(・□・;)Σ(・□・;)
やはりこの方はただ者ではなかった・・・。
そして・・・
「大人の事情で一切テレビで宣伝もやらないから、ブログで『凪待ち』宣伝してくれ。慎吾ちゃん可哀想だからよー」
というわけで、DAIKINブログ特別編『凪待ち』映画出演記念ブログです!!!(^_^)
↑こちらの写真は、今回映画出演された方からのご提供。(※写真 左:主演の香取慎吾 右:白石和彌監督)
舞台挨拶に行くだなんて!さすが、出演者は違いますね・・・( ´ ▽ ` )
ももむらも会いたかったなぁ、慎吾ちゃん。
さて。ここからは『凪待ち』を観たももむらが勝手に語ります。。。
※あくまでももむらの観た『凪待ち』の個人的な感想であることをご理解の上お読みください。
ももむらは思った・・・。
「なんてひどい男だ!!」と・・・。
映画を観終わって率直に感じたのは、香取慎吾演じる木野本郁男に対する怒りの感情でした・・・。
競輪ギャンブル依存、お金のだらしなさ、約束を破る・・・ろくでなしにもほどがある!!
昔、自分が付き合ったろくでなし男たちの顔が次々と浮かんだことは言うまでもありません・・・(汗)。
そして、怒りと同時に泣きたいと思う自分。
内容があまりに重く、どう宣伝すればいいのか全く思い浮かばず。。。ただただ重たい感情が。。。
映画館から一人居酒屋へ直行。カッパサワー片手にキュウリの天ぷらをつまみながら
・なぜ『凪待ち』という映画が作られたのか
・なぜ撮影が石巻でなければならなかったのか
・『凪待ち』は何を伝えたかったのか
ももむらはひたすら想像し、想像に想像を重ね、、、考え続けました。
最近の映画に当たり前のようにある派手な演出やCGがあるわけじゃない。空飛ぶジュウタンも出てこないし、特別笑える場面もない。
それどころか、殴り合いは多いし、人も殺されるので恐怖心が駆られる。
唯一、美しいと思えたのは、石巻の海の風景くらいだと思った。
ただただ、どこで起きてもおかしくない日常が描かれている『完全な人間くさいドラマ』。
家族の日常、些細なケンカ、人間同士の裏切り、不器用さが、本当にリアルに描かれている、まるで編集されていないLIVE中継を見ているような感覚にも近いと思った。
こんなに”重さ”を感じた映画は今まで観たことがなかったと思う。
香取慎吾のここまで”重さ”を感じる演技も観たことがなかった。いつもの明るいイメージの慎吾ちゃんじゃない。
どん底に落ちた男、木野本郁男そのもの。リアリティーが半端ない。
映画を観た次の日、確か船のシーンだったと思う。
勝美さん(郁男の恋人の父親)の言葉をふと思い出した。
「津波が新しい海を連れてきた」
そこから、ただ重いと感じていた感情が、ようやくじわじわと違うものに変わっていった。
街も人も、ほとんど全てを飲み込んだ東日本大震災の津波と、
恋人を殺されて自暴自棄となった郁男が重なった。
たとえどんなに辛く、どん底に落ちても。生きていかなければならない現実がある。。。
だけど、どん底に落ちても、新しい自分になることができる。。。
じわじわとくるものを感じながら本屋へ行き、映画雑誌で『凪待ち』の記事を読み、香取慎吾の言葉に
ズキューーーーーーーン。。。。
「人間は強さばかりではなく弱さもある。たとえどん底にいても、小さな光があれば生きていける」
郁男の弱さとももむら自身の弱さが重なり泣きそうになる。
「自分もろくでなしだった時代があったな。もしかしたら今だってそうかもしれない。」
ろくでなしの郁男への怒りは、過去の自分への怒りだったのかもしれないと気付かされ、ようやく”重さ”が腑に落ちた。
どうしても「撮りたかった」と言う白石監督の描いた「挫折と再生」。
石巻という地の復興と、木野本郁男という人間の再生。そしてきっと、香取慎吾自身の再生もあったのではないかと思う。
挫折を知った男の何とも言えない”色気”をまとった演技は、きっと今の彼だからできたのだと思う。
観た後に何を感じるかは人それぞれだと思うが、きっと自分自身の深い部分に気付かされる。
自分の中にいる郁男に向き合い、小さな光を見つけることがきっとできる。
ただ観ただけで美しさや驚きを感じる映画ではないが、それこそが白石監督の描きたかった世界なのかもしれない。
観た人に”想像する”機会を与え、小さな光が何かを教えてくれる映画だと思う。
みんな”凪”を待って生きている
今回映画に出演した、ただ者ではない彼もきっと「ろくでなしの時代」があったのかもしれない。
「本当に良い映画なのに、全然知られていないのが悔しい」
と彼は言った。
ちなみに元有名競輪選手だった彼は今回競輪選手役で出演しているが、撮影もいろいろ大変だったらしい。
映画製作にあたり、競輪業界の協力が得られず、本物の競輪選手のスピード感と迫力がなかなか映像に出せず苦労したこと。
撮影の1ヶ月後に自転車事故で亡くなってしまい、この映画が遺作となった仲間がいたという悲しい話も語ってくれた。
映画製作という現場世界の難しさ、それでも撮りたいという製作チームの情熱を感じた。
確かに、地元宮城県で撮影されたにも関わらず、ももむらが観たときも映画館にいたのはたったの20人弱。
メディア・SNSの作る流行や洗脳に振り回されて、本質の見えなくなっている現代社会にこそ、『凪待ち』のような「重く深い」「本質に気付く」映画を観るべきなのではないかと思う。
当たり前の日常が、いつもより愛おしく、身近な人を大切に感じられたら、それが”幸せ”なのではないかと思います^_^
宮城県で『凪待ち』を上映している映画館は2箇所です。
観に行かれる方は各映画館の上映時間をご確認ください!
①TOHOシネマズ仙台 https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/078/TNPI2000J01.do
②イオンシネマ石巻 https://www.aeoncinema.com/cinema/ishinomaki/
『凪待ち』のより詳しい情報はこちらです。
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『凪待ち』公式サイト
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と、珍しくいつものテンションではなく真面目に語らせていただきましたが、いかがだったでしょうか?(汗)
実は真面目であることがバレてしまい、いまちょっと恥ずかしい気持ちでいっぱいのももむらです・・・(汗)
ア!!!(°_°)(°_°)(°_°)!!!
大事なことを伝え忘れておりました・・・
ただ者ではない彼・・・元有名競輪選手・・・って誰ですの!!!???
すでにお気づきの方もいらっしゃるとは思いますが^_^
そうです、我らが 大金運輸代表取締役社長・大熊正太郎 でございます。
すでに『凪待ち』を観た方はぜひ社長へご感想を^_^
そしてこれから映画館へ行かれる方は、競輪シーンを要チェック!!!
映画の感想もぜひコメント欄へどうぞ^_^
映画って本当に良いものですねぇ〜〜〜
以上、DAIKINブログ特別編『凪待ち』映画出演記念ブログでした!
コメントをお書きください
会長さん (木曜日, 18 7月 2019 09:46)
社長が言っていた通り
昨日スナップの3名がジャニーズ事務所から嫌がらせを受けていて
この映画も色んな障害があったようですね。
でもいい内容でした、皆さんもぜひ見てください。
shin (土曜日, 20 7月 2019 00:20)
Twitterからこのブログに辿り着いたのですが、大熊正太郎を探そうと映画のパンフレットをガン見してしまいました…♡
来週慎吾ちゃんの舞台挨拶で再び凪待ち観るので大熊正太郎(名前気に入りすぎw)さんをスクリーンで観てきます(≧∇≦)b
それにしても熱量ハンパないブログで面白かったです☆
大金運輸ももむら (土曜日, 20 7月 2019 15:23)
会長さん(^^)
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
SMAPに関しての色々で、映画が宣伝出来にくい状況だったことは非常に残念でしたね。
ぜひたくさんの方に観ていただきたいですね(^^)
大金運輸ももむら (土曜日, 20 7月 2019 15:31)
shinさん(^^)
大金運輸ももむらです!
よくぞこちらのブログを見つけてくださいました!m(_ _)m!
そしてコメントまで入れていただきありがとうございます(^^)!
Twitterでの情報発信をしていなかったので、びっくりしました!
大熊正太郎社長の出演ですが、競輪選手「フジイシンヤ」役で出演しております!
ぜひ来週、チェックされてみてくださいね!
「凪待ち」ロングラン上映求む!!